あ行
IHクッキングヒーター |
ガスコンロの代わりに200Vの電源を使う電磁調理器。安全性と掃除のしやすさで、近年需要が増えています。ガスコンロからのリフォームの場合、新規に分電盤から200Vの電源を引く工事が必要となります。 |
雨樋 | 屋根を流れる雨水を軒先に集め、下の部分まで導いて排水する部材。屋根の水を集める軒樋(のきどい)と、集めた水を排水する縦樋(たてどい)に役割が分かれている。 |
アスベスト | 石綿のこと。 |
アセトアルデヒド | ホルムアルデヒドと同じくシックハウス症候群を引き起こす原因物質のひとつ。エタノールを酸化して精製する無色の液体で、引火性が強い。接着剤や防腐剤などに使われているが体にとって有毒で、吸入すると顔面紅潮や頭痛、動機などの症状を誘発する。飲酒によって体内で生成されたものでも悪酔いや二日酔いの原因となる。現在はコレを含まない建材の採用が進められている。 |
上げ下げ窓 | ガラス戸が上下にスライドする窓のこと。上下2枚とも動くものを「ダブルハング」と呼び、片方だけ動くものもある。デザイン性を重視しているが、場所をとらずに採光や通風効果を確保できるメリットがある。 |
か行
ガーデンファニチャー |
テラスや庭園などに置く椅子やテーブルのこと。 |
カーポート | 一般的に柱と梁だけで作られた壁なし屋根付き駐車スペースのこと。カースペースそのものを指して使われる場合もある。片側2本の柱で屋根を支える「片流れ」のタイプが主流。カーポートは建築基準法上、建ぺい率に含まれるので設置の際は要注意。 |
ガラリ | ブラインド状にすき間をあけて取り付けた細巾の板のこと。ルーバー、よろい板 などとも言い外部からの視線をさえぎりつつ、換気ができるので建具全体や一部、浴室やクローゼットのドアや窓によく用いられる。 |
階段 | 階段のステップは「踏面(ふみづら」、段の高さを「けあげ」と呼ぶ。建築基準法では「踏面」は15cm以上、「けあげ」は23cm以下と定められている。 |
カウンターキッチン | キッチンとリビング・ダイニングとの区切り部分に食器配膳などに使えるカウンターを配置したキッチンの総称。別名で「対面式キッチン」とも言う。 |
間接照明 | 照明の光を天井や壁に反射させることで、室内を異なった雰囲気に演出する照明方法。 |
改装 | 一般的にはリフォーム工事を指すことが多いが、法律上では災害などで一部が消失した建物を同じような形で建て直す場合にも使われる。 |
介護リフォーム | 家族の高齢化に併せて、自宅に介護用の設備を設けるリフォームを行うこと。廊下の手すりやキッチンや玄関土間の床上げなど内容も多岐に渡る。日本人の高齢化に伴いリフォームを行う家庭も増えてきているが、ある程度までなら介護保険による国の補助を受けることができる。 |
化学物質過敏症 | 一定量の薬物や化学物質の摂取によって健康被害が引き起こされる症状。個人差が大きく、発症原因や症状、回復速度や度合いまで個人差が大きく、その定義や診断方法なども今だ定まっていない。 |
外壁塗装 | 建築物などの装飾や保護、防錆を目的に塗料を塗ること。建物と道路の境界を識別する役目もある。さまざまな塗装方法があるが、建物では広い範囲を塗装するため「ハケ塗り」「ローラー塗り」が使われることが多い。 |
さ行
サイディング |
羽目板や下見板など、建物の外壁に張る仕上げ材の総称。セメント製や断熱材、金属板を使用したハードボードなどさまざまな種類が用意されており、くぎやねじで止めて仕上げる。 最近ではさらに付加価値を高めるために汚れにくくしたものや、耐久性と耐候性(気温の変化や太陽光、風雨に耐える能力)が向上したものが発売されている。 |
サムターン回し | 玄関内側にある回転型のつまみのこと。空き巣がドアのガラス部分や隙間から手や工具を使ってここを回して侵入する手口があるが、これを防止する「サムターンカバー」も販売されている。 |
サーキュレーター | 天井に取り付けるプロペラ状の「シーリングファン」など、室内の空気を循環させる装置のこと。暖房や冷房など、一定の箇所にとどまりやすい空気を循環させることで部屋の温度を均一にする。 |
採光 | 建物の屋内に自然光を採り入れることを指す。建築基準法でも床面積に対しての開口部の最小面積が定められている。 |
サイドレール | ベッドのサイドフレームに取付けて、体や寝具などの落下を防ぐ用具のこと。強度が弱いため、手すりとして使うのは不向き。レンタル福祉用具やレンタル介護予防福祉用具の対象となっている。 |
た行
ダウンライト |
白熱電球などを天井に埋め込んだ下向きの照明。 |
建具 | 建物の外壁・間仕切りの開口部に設けられるもの。窓、引戸、ドア、ふすま、障子、サッシ、鴨居など。 |
断熱材 | 熱を遮断するための材料。住宅に対しては、一般に屋根や壁の下地と仕上げ材の間に仕込む。 |
太陽光発電 | 屋根の上に設置した太陽電池で電気を作る発電方法。世界各国のメーカーがしのぎを削る最新の家庭用発電システムであり、近頃は屋根と一体化したものも発売されている。余剰電気を電力会社に売却できるメリットもある。 |
断熱玄関ドア | ドア内部に発泡ウレタンなどが充填された外気温の変化に、高い断熱性能を発揮する玄関ドアのこと。 |
耐震補強 | 建物が地震に対して壊れたり、傷付かないように改良を加える補強。一戸建ては地震力をなるべく受けないようにして居住者を守る「免震」構造を優先している事が多く、大手住宅メーカー各社で取り扱っている。 |
太鼓挽き | 丸太材の木口の長径を縦軸に左右の丸みの背板を引き落とし、木口が太鼓を側面から見たような形状に仕上げる挽き方。主に小屋梁など施工後に隠れて見えなくなる箇所に用いられる。別名「太鼓落とし」。 |
対面型キッチン | リビングやダイニングに対して対面する形で作業できるキッチンの総称。種類としては「ワークトップ」から名前が付いたL型、U型のほか、一列に並べたI型などがある。 |
陽光採光システム | 屋根などに設けられた集光機内のレンズを使って太陽光を集光し、光ファイバーケーブルで建物内に光を送り採光を行うシステム。省コストに加えて省エネ&メンテナンスフリーなのが強みで、日当たりの悪い土地や住宅密集地などで使われることが多い。 |
ダブルシンク | キッチンに大小2つのシンクがある構造のこと。調理や食器洗いの際にさまざまな使い分けができる利点がある。 |
ダウンライト | 天井に埋め込まれた小型の照明装置。直接下を照らす補助照明で、器具そのものが周囲から見えないため、天井がスッキリとしている印象を周囲に与えることができる。 |
な行
納戸 | 室内にある収納目的の部屋及び部屋状のスペースのこと。 |
内断熱工法 | 柱と柱の間といった構造物の室内側に断熱材を設置する工法。日本の建築物の大半で使われている一般的な工法で、ウレタンやグラスウールといった素材が使われる。 |
は行
パ-ス | 見通し図(透視図・立体図)。目で見たように、そのまま描く方法。人がものを見る場合、手前の物から遠ざかるに従って対象物が小さく見え、これを平面状に表現する図法をいう。 |
幅木 | 壁の下部の床と接する部分に張る横木のこと。損傷を防ぐための目的と、壁と床の間に隙間がでるのを防ぎます。 |
はめ殺し窓 | ガラスが固定された開閉できない窓。採光用に使われ、フィックス窓ともいう。 |
バリアフリー | 高齢者や身障者などの行動を妨げる障害を取り払うこと。床の段差をなくす、手摺りをつける、通路の幅を広くする、浴室を広くする、階段の勾配を緩くするなどさまざまな工夫がなされる。住宅だと手すりの設置やスロープ、大掛かりなものだと昇降用のリフトやエレベーターなどがこれに当たる。 |
バルコニー | 階上の室外に張り出した屋根の無い手すり付きの露台のこと。屋根のあるバルコニーのことをベランダという。 |
ハウスダスト | VOC(揮発性有機化合物)や薬品類などと並んで、シックハウス症候群を引き起こす可能性が高い原因の一つ。ペットや人の皮膚、カビなどの最近、ダニやその糞が細かく崩壊し、それを住んでいる人が知らずに吸い込むことでアレルギーと同じ症状を引き起こす。 |
揮発性有機化合物(VOC) | 常温でも空気中に気化しやすい有機化合物の総称。「VOCs」と呼ばれることもある。現在はホルムアルデヒド、トルエン、キシレンなど13種類のVOCが厚生労働省により濃度指針値を設定され、ガイドラインが作られている。 |
掃き出し窓 | 本来は室内のホコリを掃き出す用途のために壁の最下部に設けられた小窓を指していたが、最近はマンションなどで床面まで開閉部分がある窓=テラス窓の事も同類の物として扱われるようになった。 |
ま行
間柱 | 本柱の間に立てる柱で荷重負担がかからない部分に建てる柱。壁を作るための骨組とし、改築などの場合には外すことができる。 |
廻り縁 | 天井と壁の最上部が交わるところに見切りとして取付ける板材のこと。 |
マンション | 国内では3階以上で分譲・共同住宅、鉄筋及び鉄骨構造のコンクリートを使った大型の集合住宅のことを指す。 |
間口 | 主要道路に面している土地・建物の正面の幅のこと。マンションではバルコニーなど大きな開口部がある側面の幅のことを指す。 |
や行
屋根形状 | 建物の屋根の形。入母屋・片流れ・切妻・寄棟などさまざまな形状がある。 |
屋根勾配 | 屋根の傾斜のこと |
ら行
ランニングコスト | 設備・機器の保守・運営・管理に必要な費用のことで、維持管理費、光熱費、修繕費などの費用がこれにあたる。 |
欄間 | 天井板と鴨居の間の空間のことで、明かり取りや換気などに用いられるスペースである。 |